Food Bank
フードバンクとは

フードバンク
活動とは
Food Bank Activities
フードバンク活動は、安全に食べられるにも関わらず、
販売されない食品を企業などから寄付してもらい、食品を必要としている人や施設、団体等に無償提供する活動です。
フードバンク活動を通じて、未利用食品を有効活用することは、食品ロスの削減や社会福祉の向上につながります。
このためフードバンク活動が果たす役割は、ますます重要となっています。
生産者
企業
家庭
食品寄付
フードバンク活動団体
食品提供
こども食堂
支援が必要な家庭
福祉施設

食品ロスゼロ
Food Loss 0
2050年に向けた
「ぐんま5つのゼロ宣言」
群馬県では、
2019年12月に「2050年に向けた『ぐんま5つのゼロ』」を宣言し、
宣言5「食品ロスゼロ」の実現に向けて、
企業や家庭で余った食品を無駄にせず、
食品を必要としている人に届けるフードバンク活動を支援しています。
2050年に向けた「ぐんま5つのゼロ宣言」
宣言1
自然災害による死者
「ゼロ」
宣言2
温室効果ガス排出量
「ゼロ」
宣言3
災害時の停電
「ゼロ」
宣言4
プラスチックごみ
「ゼロ」
宣言5
食品ロス
「ゼロ」

食品ロスの
削減
Food Loss Reduction
「食品ロス」とは、まだ食べられるにも関わらず捨てられる食品です。
令和元年度(2019年)の国の推計によると、日本では、約570万トンの食品ロスが発生しています。
これは、国民1人あたり年間約45kgもの食品を廃棄していることになります。
群馬県において、
令和元年度の推計では、約11.6万トンの食品ロスが発生しており、
県民1人あたり年間約60kgの食品を廃棄しています。
これは、全国平均よりも多い計算になります。
食品ロスの削減に向けて、企業や家庭などから発生する
未利用食品の有効利用を促進するフードバンク活動への期待が高まっています。
群馬県の食品ロスの発生量(令和元年度)
食品ロス量
11.6万トン
家庭系
4.8万トン
42%
事業系
6.7万トン
58%
県民1人あたりの食品ロス量
1日約164g、年間約60kg
全国の食品ロスの発生量(令和元年度)
食品ロス量
570万トン
家庭系
261万トン
46%
事業系
309万トン
54%
国民1人あたりの食品ロス量
1日約124g、年間約45kg

社会福祉の
向上
Improving Social Welfare
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化することにより、
収入の減少による生活困窮者の増加や社会的な孤独・孤立の問題が深刻化しています。
また、日本の実に7人に1人の子どもが貧困状態にあるといわれています。
こうした中で、フードバンクを通じた食品支援の必要性が高まっています。
※群馬県「ぐんまフードバンクガイドブック」より
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